英語が出来る看護師が狙うニッチな職場として、米軍基地内の病院というものがあります。数は少ないのですが、条件面は悪くないということで、基地が存在する地域に住んでいる人にとっては、有望な選択肢となっているようです。

 

米軍基地の薬剤師求人

 

では、薬剤師はどうなのか?

 

英語が得意な人だと、もしかしたら、薬剤師にもチャンスがあるのではと思われるかもしれませんが、結論から言えば、米軍基地内で働くチャンスというのは、まずゼロと考えてください。

 

米軍基地というのは、日本国内にあっても米国の法律で運営される世界です。正確には、カリフォルニア州扱いになり、カリフォルニアの法律が適用されますが、そのため、基地内で働く時には、 日本の免許は通用しません。

 

実際、看護師に関しても、正看護師として働くには、アメリカ本国の免許が必要となります。もちろん、基地内で働く日本人看護師のなかで、アメリカの免許を持っている人は殆どいませんが、その場合、看護助手止まりとなります。

 

薬剤師として、米軍基地関連で働きたい人のための2つの選択肢

基地内で働ける可能性があるとしたら、医療事務・医療翻訳・通訳、秘書といった職に就くことです。医療英語を徹底的に学べば、チャンスが出てきますし、これであれば、薬剤師という知識を活かすことが出来ます。

 

もう一つの選択肢としては、米軍基地周辺の調剤薬局やドラッグストアで働くという方法もあります。基地周辺の調剤薬局であれば、米軍の処方箋を扱う機会があり、当然、説明は英語で行うことになるので、薬剤師と英語という二つのスキルを存分に発揮することが出来ます。

 

同じように、基地周辺のドラッグストアでも、英語を活かして働くことが出来ます。日本のOTCというのは高品質ということで、外国人にとっても人気が高く、米軍の兵士や関係者も頻繁に購入します。

米軍基地の薬剤師求人

 

そこで、商品について英語で説明が出来る薬剤師が必要ということで、需要が存在します。実際に英語が堪能な薬剤師というのは少ないので、通常は薬剤師とは別に、通訳専門のスタッフを雇っているお店が大半ですが、薬剤師本人が接客出来ればベストなので、英語が操れると、かなり重宝されます。

 

恐らく、給与面でも、多少、上積みしてくれるぐらいのことは期待出来るので、ぜひ、こういった求人を狙ってください。薬剤師の求人を扱う転職会社に相談すれば、この手の求人が見つかると思います。

 

また、問い合わせたタイミングで有効求人が存在しない時には、会員登録をしておけば、新規求人が発生した時に、連絡をしてもらえるので、登録だけでもしておくことをオススメします。

 

アメリカの薬剤師免許を取得する

最後に、これは現実的ではないかもしれませんが、米軍基地で働くということを前提に考えると、第一の正攻法はアメリカの薬剤師免許を取得することに尽きます。これであれば、問題なく、基地内で働けます。

 

実際に、アメリカの免許を取れたら、製薬会社などで高給で取ってくれる可能性が高いですし、アメリカ国内で働く、国際機関で働くといった選択肢も出てくるので、米軍基地に勤務するということはないかもしれませんが・・・

 

いずれにしても、日本の薬剤師が、米軍基地内で薬剤師としての仕事を得るというのは難しく、少し捻って考える必要があります。ただし、周辺的な仕事であれば、米軍基地と密接に関わる形で、仕事に取り組むことが出来るので、色々と考えてみてください。