これは沖縄に住む友人から聞いた話です。友人も人づてで聞いた話なので、どこまで信憑性があるのか分からないのですが、ウソではないようなのでお話しますが、米軍基地の求人のなかには、看護師というものも含まれているそうです。
英語が堪能であれば・・・
米軍基地で働いている看護師というのは、大半がアメリカ人ですが、英語が堪能な日本人看護師が採用されるケースもあるそうです。
ただし、日本とアメリカではカルテの書き方一つをとっても全く形式が違うので、アメリカの看護技術を身につけていること、アメリカで看護師としての業務経験があることが望ましいとされているようです。
正直なところ、これだけでかなり高いハードルですが、実際に働いている人もいるということなので、可能性はゼロではありません。ダメ元で求人を探してみる価値はあります。
ただし、この手の求人情報は表には出てくることがなく、転職支援会社が押さえていることが多いようです。
なお、アメリカの看護師資格がない場合には、看護助手として看護師のサポート業務全般を行うことになるということです。日本人の場合、アメリカの看護師資格を持っている人は少ないので、米軍基地での求人は、基本的には看護助手の求人となると思って間違いないようです。
高度な専門スキルを持つ仕事
看護師に関連しての話ですが、高い専門技能を身につけていて、かつ英語が出来るということであれば、米軍基地は穴場的な勤務場所になる可能性があります。
特に技術系の仕事に関しては、専門スキルと語学力を兼ね備えている人材が少ないため、好待遇で雇用される可能性もあります。
外資系企業相手であれば、米軍での勤務経験は立派なPR材料になるので、キャリアアップのステップになる可能性もあります。
米軍と取引のあるアメリカ企業に転職といったことも十分にあり得ます。(長年働いていれば、コネも利用出来ます。)
米軍経由アメリカ移住
将来、アメリカで働きたいという人にとっても、米軍基地での勤務は一つのキッカケになるかもしれません。ただし、これはあくまでもビジネスマンとして高度なスキルを持っている人だけの話です。
これがウェイトレスやバーテンダー、マックのアルバイトだったとしたら、さすがに厳しいでしょう。
社会人として優秀な人が可能性を広げるための話として、聞いておいて頂ければと思います。
軍で働いて、その後、民間企業に転職というのはアメリカでは普通のキャリアルートですし、軍での勤務経験は高く評価される傾向にあるので、有利になるとも言えます。
本気でアメリカで働くことを考えているのであれば、こんなプロセスを考えてみるのもいいと思います。