
日本各地にある米軍基地では、多くの日本人が働いています。米軍基地は、日本のなかに存在する外国のようなものなので、一風変わった雰囲気のなかで働きたい、海外で働きたい、英語を活かしたいという人にとっては、理想的な職場かもしれません。
米軍基地というのは、特殊な立ち位置にあるので、求人も幾つかのルートに分かれます。そのなかで代表的なものをご紹介します。
1:駐留軍等労働者労務管理機構
駐留軍等労働者労務管理機構というのは、在日米軍基地で働く日本人の採用や管理を行う独立行政法人です。
在日米軍が任務を遂行出来るように、人材面のサポートをするために設立された行政法人で、米軍基地の求人は駐留軍等労働者労務管理機構で募集・採用されることが少なくありません。
主な仕事は事務・技術・消防・警備や基地内の売店・食堂のスタッフといったところです。
駐留軍等労働者労務管理機構経由の場合、正式には国(防衛大臣)に雇用されるという位置づけになります。ただし、公務員というわけではなく、駐留軍等労働者という身分になります。
ただし、給料や福利厚生は日本国内の基準に沿って支払われるので、まず一般的なものとなります。年金、健康保険も日本のものに加入出来ますし、日本の労働基準法が適用されるので、労働条件については、日本の民間企業に勤めるのと同じと考えてください。
米軍基地で働く場合には、このルートで採用されるのが、最も有利です。
2:ハローワーク
横須賀、横田、岩国、沖縄等、米軍基地がある市町村のハローワークで、米軍基地の求人情報が掲載されていることがあります。
米軍が直接募集しているものもあれば、米軍から業務を請け負っている日本企業が募集しているものもあります。
3:米軍基地公式サイトの求人情報ページ
米軍公式サイトのなかには求人ページがあるので、そこをチェックしてみてください。
- 横須賀基地の求人情報ページ
http://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/installations/cfa_yokosuka.html/seahawk.htm
●厚木基地の求人情報ページ
http://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/installations/naf_atsugi.html/HRO/JN/updated.html
※
こんなふうに基地ごとにページがありますので、チェックしてみてください。
4:新聞広告
基地が存在する市町村の新聞広告も重要な情報源となります。日曜日に挟まれてくる求人広告に米軍基地のバイト情報が載っていることもあるので要チェックです。
5:転職会社
米軍基地の業務を請け負っている企業の場合、転職会社を通じて社員を募集しているところもあります。語学関連の職種に強い転職情報会社をあたってみるのもオススメです。
特に関東地方は求人がみつかる確率が高いです。
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