米軍基地で募集されている求人というと、レストランやファーストフードの店員アルバイトといったものを想像される方が多いと思いますが、実は高度な専門スキルを持つ技術者を募集する求人というのが少なからず存在します。

 

たとえば、非常用発電機、消防ポンプ、排気システム、空気圧縮機、燃料タンク、自動ドア、セキュリティゲートなどの保守点検を担当する電気修理工、冷蔵/空調ユニットのメンテナンスを行う機械工、基地内各種施設の建設現場の管理を行う施行管理士などです。

 

いずれも、エンジニアとしての専門スキルに加えて、TOEIC860以上の語学力が求められることになります。エンジニアというのは、英語を苦手とする人が多い典型的な職業なので、なかなかハードルが高いのですが、それだけに条件に当てはまる人は、採用される可能性が大です。

 

また、こういった建築、土木、設備工事管理のための書類、工事図面や仕様書に関する技術翻訳、会議・討議の通訳を担当する人材を募集する求人も出ています。建築・設備工事関連の技術英語が理解出来る人はチャンスです。

 

この手の求人は、おおむね1~2年程度の契約となります。状況によって短縮・延長の可能性もありますが、最長2年を目処にして、満期になったら一端終了、状況によって再契約という流れになるようです。

 

もう一つ、いかにも米軍絡みの仕事だなと言えるのが、艦船修理です。たとえば、アメリカの第七艦隊が寄港する横須賀基地だと、艦船の修理部門から、メンテナンスや改造、改修工事に携わる人材を募集する求人が出ていることがあります。

 

米軍基地のエンジニア求人

 

昨年の秋には、艦船材料の化学分析や強度判定を担う仕事が出ていました。大手転職エージェントが開催する転職フェアに出展されていたということで、会場に米軍基地のブースがあったようです。(こんなに大々的に人材募集を行っているとは思わなかったので、ビックリしました。)

 

調べると、こういったエンジニア・技術者を募集する求人は、全国各地の米軍基地から出ています。こういった仕事に就くのは、専門技術を身につけていなければならず、基地で働きたいから今から勉強するといったことまでするべきかどうかというのは微妙なのですが、今までこういった経験があるという人にとっては、チャンスです。

 

今まで、エンジニア、技術者として働いてきたという人は、一つの可能性としてお伝えしておきます。ただし、英語が出来るエンジニアというのは、現在、引く手あまたです。様々な求人が出ています。

 

たとえば、こんな感じです。

 

エンジニアの世界もグローバル化しているので、語学の重要性は高くなっていますが、そこまで英語が出来るエンジニアが増えているわけではないので、完全に売り手市場となっています。

 

米軍基地で働けるぐらいの語学力を兼ね備えているエンジニアであれば、民間企業で、より好条件の仕事が見つかる可能性が高いので、損得勘定でいったら、そちらを狙ったほうがいいのではというのが、正直なところです。